こんばんは
設計の濱田です
す
幾度となく
同じ本を読み
同じ絵を見
同じ曲を聴き
同じ映画を見て
同じ建築を訪れ
同じ場所に佇む
なかなか出かける機会をつくることができず
最近読み直した本から
自然の諸現象を注意深く見つめれば
自然はおのずから
その秘密を打ち明けてくれる
それは秘密などというものではなく
自分が何かに心をうばわれ
見落としている現象である
そのとき
心の篩の目が荒くて
重要なものを落としてしまっているが
ふと気がついて
熟視し
思いをこらすとき
急速に篩の目が密になる
条理(きめ)こまやかになるということは
自然の中に瀰漫している無数の粒子が
ある秩序のもとに統合されてゆくことであり
内なる光と外界からの光とが相呼応して
見えてくることでもあるように思われる
色を奏でる/志村ふくみ
認識というのは
世界の観方ということでしょう
自然観とか世界観
生命感の 観 の一字は 観る という意味で
ものごとをどう観るかですよね
で
その認識はどこから来るのかというと
多分
知る より以前に 感じる
ということが先ににある
と私は思います
食といのち/福岡伸一と辰巳芳子の対談
傾聴とは
こころを傾けて
こころを寄せて
ただ聴く
でもそれが案外むすがしい
みんな教えたがるんですよ
教えよう 教えなくちゃ と思うから
自分が疲れてしまうの
やっぱりできなかったって
教えたい人も相手も疲れて具合悪くなって
教えなくていいんですよ
ただ聞いてあげるだけでいい
〜〜〜
人の気持ちっていうのは複雑ですから
私が一から二時間ぐらい聞いたとしても
すべてわかるはずなどないんですね
だから
とにかくその人の話をそのまま
ただ受け取ることを大事にしています
そうすると
話しているうちに自分で自分の気持ちに気づいたり
答えを発見したりして
みなさん帰っていくんですよ
いのちのことば/佐藤初女
建築
この仕事がとても好きです
思い通りにいかないことや
時間に押しつぶされそうになるときもありますが
目の前で起きている
自分と関わりがある
繋がっている
すべてのことを
抱きしめ
生きていたい
しっかりと抱きしめて
丁寧に丁寧に
明日も
精一杯がんばります