こんにちは!
普段の何気ない会話の中で、
言葉の端に「〜ザウルス」と付けるだけで面白くなってしまう事に気が付きました、現場監督ザウルスこと、緒方です。
さて。
名付け親という事ですが、
皆さんは、何かの名付け親になった事は有りますでしょうか?
ゲーム内のキャラクターや
普段愛用している道具、
ペットの名前に
子供の名前。
僕は有ります。
特に育成ゲームでキャラクターに名前を付ける事が多く、ポケモンと言うゲームでは、毎回その子の特徴や特技、色やタイプなどを元に、かなりの長考の末名前を付けています。
名前を考えている時間は、すごく面白くて、
付けた名前を呼んでみては「違うなぁ」となり、「これや!」となるジャストネームを付けれた時はとても幸せな気分になります。
そんなある日。
現実世界で、
超重要ネーミングチャンスがやって来たザウルス。
自分の子供です。
子供の名前を考える時に、一番に頭に浮かんだのは
「この子が大きくなって『自分の名前の由来を調べる』事があった時に自分の名前に誇りを持って貰えるか否か」でした。
僕の場合は、名字と名前との画数的な相性で選ばれた、
「良い画数の名前」でした。
小学校の授業で調べた時は納得もしてましたし、
今ではこの名前しか無い、とも思いますが、
当時は独特の意味を持つ名前に憧れが有りました。
そんな思いもあり、自分の子供には、
何かその子にしか無い意味を付けてあげようと決意しました。
しかし、変に尖っていると俗に言うキラキラネームになってしまい、それはそれで大人になった時に可哀想なので気を付けないといけません。
名付けの舞台となったのは、何の気無しに立ち寄った、あべのハルカスの中間層ぐらいにあるカフェでした。
妻から「そろそろ名前を考えよう」と提案が有り、先述した僕の名付けに対する持論を共有した上で始まった第一回名付け親選手権でしたが、
一通り僕の話を聞いた妻が「2人が付き合うきっかけになった映画からヒントを貰うのはどう?」と提案がしてきました。最高です。
その映画と言うのが、
新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」でした。
この映画は2人の高校生がとある数奇な運命により、苦難を乗り越えて最後には結ばれる。と言った映画だったのですが、キーワードとして「糸」と言う言葉が有りました。
主人公の実家が糸守神社と言う神社で、代々「糸」にまつわる人との繋がりを重んじる神社でした。
寄り集まっては形を作り、
捻れて絡まって、時には戻って、
途切れ、また繋がり。
それが組紐。
それが時間。
糸を繋げることも結び
人を繋げることも結び
時間が流れる事も結び
全部神様の力や。
という映画内のセリフをそのまま丸ごと名前の意味にぶち込む事で2人の意見が最高に合致しました。
誰かと誰かを繋げる様な人に、
人との繋がりを重んじれる様な人に。
この時はまだ男の子か女の子か分かって居ませんでした。
女の子だったら「絃(イト)」にしよう、
男の子だったら「イト…何とか」にしようとなりました。
何となくですが、男の子の名前は3文字、女の子の名前は2文字が良いなと言う意見もあり、
イトに冠するか続く、「最後の1文字」を探し始めました。
あ行から順に当てはめて行き、しっくり来る語呂を探ります。
「イトヤ…ユイト、、イトユ…ヨイト…イトラ、、イトラ!?!?良くない?」
「良いじゃん!虎も入ってるしそれが良い!」
とホワイトタイガー好きの妻のツボにもどハマりして、「いとら」になりました。
ひらがな命名も良かったですが、
折角だし「糸」と言う漢字は入れたいとなり、総合的な画数の相性を見ながら最終的に「維十楽(イトラ)」となりました。
産まれて来たのは男の子。
今ではみんなから「イト君」の愛称で愛でられ、
最近は自分でも「いとらのブーブー(車)!」と名前を認識しています。
名前を考えるって良いですよね。
それが子供やペットの命名となると、その責任や意味も大きくなって、ジャストネーミングとなった時、それは計り知れない幸せとなるでしょう。
(将来息子とお酒を飲んでベロベロになりながら、名付けエピソードを10回ぐらいリピートしてやろうと思います。)
ただ、余りにも顔がそっくりなので
「寿」に「近」と書いて「寿近(じゅにあ)」でも良かった気もします。
あっ…良くないか…。
そもそも「近」を英語でニアー(near)って読んでる時点でキラキラしてるもんな…、、。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次のブログザウルスでお会いしましょう。