♪~愛とか 恋とか そういうの すっとばして
直感で動いてみたらえやん 冷静な判断今は捨ててさぁ
キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!キッス!
からの入籍!入籍!入籍!入籍!入籍!入籍~!
ノリで入籍はしておりません、現場監督の緒方です。
さて。
先月の初め、延期に延期を重ねた結婚式を開催しました。
時節柄、アルコールの提供は無く、入場制限も敷かれた結婚式でしたが、
やって良かったと思います。
思えば結婚式の話が出たのは2018年1月、プロポーズの直後でした。
その時はまだ僕も学生でしたし(⁉)、ブライダルフェアで目の当たりにした見積金額には心底塀の高さを思い知りました。(笑)
丁度そのころ彼女との同棲が始まり、計画を立て生活に支障ない程度で2人で毎月コツコツ貯金を始めました。
そして迎えた1年後、貯金はまだ目標の半分ぐらいしか貯まっていなかったのですが、ふとしたきっかけで近場の式場のブライダルフェアに行きました。(確か妻の誕生日に出かける候補の一つだったかな…)
そこはHPを見た時から雰囲気が理想的で、何よりフェアでのスタッフさん方の対応がとても気持ちよく、
「ここなら間違いない」と思い成約に至りました。
その年からは貯金額もさらに引き上げ、翌年の結婚記念日開催に向けて意気揚々としておりました。が、
2020年1月、不穏なニュースが流れ始めます。コロナちゃんです。
その頃妻は臨月を迎え、地元である岡山に里帰りをしており、
5月の式は延期を検討していた所だったのですが、不安が大きくなり延期を決定しました。
その時は「収束まで18ヶ月かかる見込み」と言うのも都市伝説じみており、1年後は何事もなく楽しい式が開けると思っていました。
まぁそんなこんなで1年後もコロナちゃんは留まる事をしりません。
2020年12月「規模の縮小」を決定。
2021年3月「2回目の延期」を決定。
当初は60人規模で行う予定だったのを親族のみ参列に変更し、当初のたっての希望だった結婚記念日に開催する事も諦め、今回行う事となった8月開催は「仕方が無く」選びました。
そんな経緯もあり、まるで実感の沸かない新郎は当日を迎えました。
話が出たころから考えると3年以上が経ち、目の前には1歳6か月にもなる息子がスタッフさんを困らせています(笑)
ファーストミート(初めて妻のドレス姿を見るやつ)も何だか照れ臭く、
リハーサルではお義父さんお義母さんの緊張と喜びが肌で伝わってきます。
そして扉の前に立ち、司会からの合図を待ち、、扉が開きました。
親族のみのチャペルはガランとしており、半分ぐらい歩くとようやく皆の顔が見え始めます。
それぞれのカメラに目を配りながらリハーサル通りの場所で振り返ると、
親父が目に涙をためていました。
今まで散々敵対していたあの親父がです。
母が涙を拭いていたのは予想できましたが、親父のその表情は、、
目の奥が熱くなるのを感じました。
そこから先は泣かない様に変におどけて見せたり、息子に振り回されるふりをして、必死に気持ちを落ち着かせていました。
が、そんな抵抗もむなしく、最後の新郎の謝辞の場面では、嗚咽して言葉が出ませんでした。
親への感謝を”少しだけ”伝えるつもりが、思いが溢れて止まりませんでした。
正直、新婦の手紙よりしんみりしていたと思います。(笑)
結果的に意外な形で大成功を収めた結婚式でしたが、諦めていたら今の自分は無かったと思います。
やはり物事と言うのは、やらない後悔よりやる後悔だと思います。
今回の後悔と言えば、
「あんなに人前で泣くとは思わなかった。」
ぐらいですがね。。
はい!
今回のブログは以上となります。
長々と稚拙な文章にはなってしまいましたが、少しでもホッコリして頂けたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
またお会いしましょう!
