小林です。
ほっと一息、コーヒーを飲みつつ、ちょっぴり頭を悩ませながらブログを書いている小林です。
何について書こうかなあ、と毎度頭の中の記憶や思いの中から一つ拾い上げて、再び文章に起こしていくわけですが、この作業が難しい。
難しいけれど、物語を組み立てていくようで、好きな時間でもあります。
そんな何とない日常の物語を、今日も一つ。
私は「三度の飯よりコーヒー」ぐらいにコーヒーを浴びるほど飲みます。
それほど好きなので、お休みの日には家でコーヒーを淹れるか、気分を変えてカフェでぼーっと考え事をしながらコーヒーをすすったりなどして過ごしています。
そうして先日も、しばしば訪れるコーヒーショップに足を運んできました。
こちらのコーヒーショップ、カウンターが低めに作られているので、中の様子がよく窺がえるのと、目の前で淹れてくれます。
コーヒー自体を飲むのも好きですが、お湯で蒸らした瞬間にふわっとかおる豆の香りと、したしたと滴ってゆくコーヒーを眺めるあの時間も、全てまとめて丸ごと好きな私にとっては素敵なコーヒーショップです。
今回は、エアロプレス式のコーヒーを頼んでみました。初めての試みです。
ペーパードリップ式を主流に、金属製、布製と抽出器具にはいろいろありますが、その中の1つがエアロプレス。空気の力を利用してコーヒーに圧力をかけて抽出する方法です。
コーヒー豆を煎り、適温のお湯とある程度浸してから、そうしてあとは注射器を打つような感じでゆっくりと押し下げていくと、コーヒーが抽出されていきます。
店員さんの淹れてくれたコーヒーは、抽出時間が短い分、すごくスッキリとした味わいでした。
それに加えてエスプレッソのように圧力がかかっているので、コクがしっかりとでていて、飲む前に鼻を通り抜ける香りも、舌に残る味わいもとてもよかったです。
酸味が少なく、それでいてコクのあるコーヒーが好きで原産地を変えて試飲していましたが、抽出方法を変えるだけでこんなにも変わるんだな、と驚きです。
特にエアロプレスだとペーパードリップに比べて酸味が抑えられたものができるのと、圧力にが出せるコクもペーパードリップでは出せない味わい。
エスプレッソだと、機械が必要になってくるのと、ちょっと苦みが強すぎるのとで、なんとなく手が出しづらいうえに苦手なところがありましたが、エアロプレスはちょうどその中間をとってくれるので、私にはぴったりだなあ、と。そんなことを思いました。
二階への階段を上がってソファに腰を沈めながら、ゆったりコーヒーをのんでいる間、幾度かすごいなあ、、、と感心の声を漏らしつつ、、、ゆったりとした時間を過ごさせていただきました。
エアロプレス、はまりそうです。